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特定非営利活動法人(NPO)ふくしま飛行協会 週間ジャーナル
ぺんぺん草通信 第356号
                             2009/12/13
                             編集責任者 斎藤喜章
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【イリュージョン(3)】

 福島市内にある施設、青少年会館で12日の午後から会議があった。青少年会館と言っても大人が使ってはいけないよう言うわけではない。青少年が宿泊研修などができ格安な県営の施設だ。

 一時間余、会議の基調講演(福島大学副学長清水先生)を聞き、自宅に戻る車の中・・・

 車のラジオから「ゴーン・ゴーン・ゴーン・・・」梵鐘の連打が聴こえてきた刹那! 「煩悩が・煩悩が、煩悩が・煩悩が・煩悩が〜多いアナタに。年末ジャンボ!」のCM。風情の対極を行く見事なキャッチ。煩悩のかたまりみたいなく筆者にとって、とってもわかり易く、久しぶりにラジオのCMでウフフとなった。だか、宝くじは一回も買ったことはない。

 梵鐘の音でも「柿食えば・・・」の方が大きなスケール感を柿・鐘・法隆寺の単純さで表現している。・・・と思う。5・7・5による写生などと理解されているという。

 さて、【イリュージョン(2)】の続きの話を始めよう。

 原因調査委員会の委員長を務める筆者は兼兼ルームから隣の部屋いわゆる(旧)女子ルーム、そして一階廊下のコンセント、ここまでナツメ型LEDライトの消えたり点いたり現象の再現性を実証してきた。何事三度と言うが、三か所での実験結果はかなり説得力がある。しかし、念には念を入れて確認をする。科学かイリュージョンかの判定にはかなりの慎重さが必要だ。

 そこで最後の実証実験にと委員長権限で選んだのが「仏壇のある部屋」、仮称「ケヤキの間」と呼ぶことにする。その理由は、仏壇そのものがケヤキの無垢材で作られた調度品のような雰囲気があるからである。

 だから、ストーリーを展開する上で仏壇仏壇仏壇の連呼を避け、何となく木目調の方が話が会津蒔絵的荘厳さや輝きから遠ざけることが出来る・・・なんと言うことはない、南側が前面ガラスで内側が障子張りの普通の部屋なのである。

 今まで再現された超常現象にも思えるこの謎めいた出来事が「ケヤキの間」で再現できるのか・・・

 ナツメ型LEDランプのソケットは径が12ミリ、通常の60Wや100Wと径の大きさが違う。随分、径が小さい。そこでおもむろに実証実験のため手を出したのが仏具である。

 仏具は仏具でも鈴や線香立ではない。ロウソクである。ロウソクと言っても豆電球で点くロウソクに似せたライトスタンド、ここに目をつけたのは委員長のアイデアであった。

 しかし、心の中には一種の葛藤があった。ご先祖の方々、或いは佛菩薩に「なあ〜お前、何をやっている!」と一括されそう・・・で。

 科学の進歩には仏具さえ利用する。このすざましまでの委員会の取組みは以下を同意して実験に取り掛かった。

 「いかなる結果であっても公開すること」「今後、このような行為は最小限に留めること」「常に亡き両親に感謝すること」が同意事項である。

 黄土色の傘つきスタンドからナツメ型LEDランプを取外しランプ全体をティッシュペーパーでクリーニング。仏具のロウソク型ランプの白熱球を外した。心ばかりだが丁寧さを添える必要があろう。実験の要点は正確性が大事だ。

 LEDナツメ球をロウソク型スタンドの炎にあたるその正しい位置にシッカリねじ込む、しかも相手は仏具だから丁寧さが肝要。

 スタンバイOK。スイッチを入れナツメ球の腹に触ったり頭に触れたりすれば決定的こともいえる結論が見出せる可能性がある。

 ケヤキの間にはその様な緊張と一種のスピリチュアルな雰囲気が多少ある。委員長の手により静にロウソク型スタンドの電源のスイッチが入れられた。

 明かりが灯った。LED特有の光だ。

 そして、充分予測可能なナツメ球の腹を触るとランプが消えると確信し、調査委員会委員長は意を決し、そっとナツメ球の腹に触った。

 ん・・・ッ、もう一度。多少指にかける圧力を数パーセント加える気持ちで、もう一度腹に触った・・・が、アレレ・・・消えない。

 心の奥から「ランプよ消えて欲しい」という煩悩が次から次へ、煩悩・煩悩・煩悩・・・

 煩悩を滅すべきケヤキの間に煩悩の脳波があふれ出す。「ナツメヤシのLEDライトちゃんお願いだから消えてよ」。

 ランプが消えないのだから頭を触って点ける実験は不可能。頭の中を駆け巡る煩悩「ランプ消えてください」の心を整理するまで幾ばくかの時間を要した。

 しかし、原因調査委員会としては速やかに結論を出す必要に迫られている。結論を来週来週と引き延ばしているが決してそうではない。

 紙面の都合や委員長の雑用多事に追いまくられ書ききれないでいる。

 ・・・続く。

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【活動報告】

11/19 ふくしまスカイパーク消防点検
11/21 情熱エンジン「地上と大空を結ぶ街!」TV放映
11/25 福島大学(NPO論)講義(斎藤)
12/5  市民活動フェスティバル打合せ参加
12/12 市民が担うまちづくりを考えるシンポジウム基調講演 聴講(斎藤)
12/13? 市民活動フェスティバル DVD(SLJドキュメント等)参加

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NPOふくしま飛行協会 斎藤喜章