【黒いコート(2)】
1月23日(土)、風もなく青空が広がる東京・芝公園付近、あいも変わらず
黒のコートで身を包み、昭和成長の象徴の一つ東京タワーを見上げている。
会議で出された昼食用のお弁当をいただき、午後の会議が始まるまでの
残余の時間を会議会場近傍にあるここを散策している。
筆者の体内では、程よくお弁当の消化活動が始まったらしく血流は胃袋
へ集中、脳みその血流不足からか緊張感が薄れリラックスした暫しの時間
を楽しんだ。
ゆっくりと心の中は40数年前へタイムスリップ・・・、修学旅行。
坊主頭の中学生が自分の目で初めて見た東京の風景、東京タワー・・・。
【午後の会議:国土交通省・主席航空従事者試験管 I・K氏の講話は実に
エアマン・マインドを触発させる素晴らしい内容で有ったことを報告しておく】
話は、先週の続き「黒いコート」に戻る。
この話は昨年の12月18日(金)、港区あたりをチョコマカしていた筆者の
足取りをドキュメント・タッチで書き、あるいはデフォルメしたノンフィクション・
ストーリーである。
その日は気温も低く、ファッション感覚より健康問題の方が重要であると
判断し、黒のコートを着続けることにした。黒いコートを着た筆者は、とある
ビルの8階にあるレストランに向かった。
レストランに集合したのは筆者のほか、室屋義秀パイロット、O氏・K氏・
M氏の5名、筆者を除き本邦航空スポーツ界のリーダー面々である。
昼食時の8階レストランは混んでいた。運よく、多少奥まっているが懇談
しながらの昼食には持ってこいの雰囲気の場所だ。
メニューをもらいランチを決めるのだが、財布の軽さとカロリーの重さ、そ
してそのバランスを考えながら・・・。
決定!「ビーフシチュー」。
多分、時間を掛けて煮込んだ牛肉はとろけるようにやわらかく、濃厚な
スープをフランスパンに浸して食すると・・・。
などと、勝手な想像しながらビーフシチューをオーダーした、・・・が。
暫くしてボーイさんが「申し訳ありません。ビーフシチューは売り切れでご
ざい・・・」。
説明によると、今日は大変お客が多く、メニューがビーフシチューに集中し
たというのだ。そのように言われると「品切れになるほどなのだから、さほど
美味いのであろう・・・」との恋慕の思いは断ち切り、思い切ってネクスト・
チョイスしかない。
「・・・こんにゃく」の何となくヘルシーな文字に誘われて選んだのは「牛肉
とこんにゃくの○▲◆風ソテー(記憶が曖昧で正確に書けない)」である。
10分ほど待ったであろうか、照りのあるソースでソテーさらた牛肉とこん
にゃくが盛り付けられた一皿が運ばれてきた。
この料理、「○▲◆風ソテー」で大いに気に入ったのがこんにゃくである。
牛肉とこんにゃくの組合せの妙・・・。牛肉とこんにゃく芋とねぎを加え醤油
で仕上げれば山形風芋煮。山形風芋煮は今回の話の対象外であるから、
話を戻す。
牛肉と一緒にソテーされたこんにゃくを照りのある濃厚なソースをつけて
ナイフとフォークで一口の量に切り分ける。これがシコシコとした切りごたえ
がある。案の定、歯ごたえも良い。
このこんにゃくの製法は分からないが水分の少ないこんにゃくであることは
間違えがない。
50余年も昔になろうか父の実家に行くと伯父やおばが大いに喜び、こんに
ゃく芋をすりおろし大釜でこんにゃくを拵えてくれた。
この時のこんにゃくの歯ごたえや味が思い出される。まあ、味はともかく、
子供の筆者にとってのあの歯ごたえは記憶に残るノスタルジーである。
こんなことを考えながらフォークとナイフを動かすと、古い記憶とこんにゃくを
切り刻む感触が妙にマッチングしてくる。
ブラックジャックがメスとカンシを自由に操りヒトの体と心をつなぐように、筆
者の食欲とノスタルジーをつないでいる。
そうそう、書き忘れていたが筆者の黒いコートはレストランのレジカウンター
前のハンガーに掛けてある。冬の季節だけにオーバーコートやジャンパーな
ど20数着くらい掛けてある。
男性客が多いようで、華やかな色使いのものや明るい色のものはない。
当然、筆者の黒のコートもその一群に紛れ込み、そして腹を満たした主人の
帰りを待っている。
しかし、この時点では予兆はありつつもブラック・コート事件はまだ起きて
いない・・・。
ブラック・コート事件の全容、そして真実!
来週明らかになる・・・。
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【活動報告】
1/13 スカイパーク運営協議会(福島市農業振興課・指定管理者)
1/21 定期会計監査
1/23 赤十字飛行隊支隊長会(斎藤代理出席)
1/24 市民活動フェスティバル総括会
【活動予定】
1/25? ふくしま飛行協会(拡大理事会【参加者:理事・部長・次長】
18:00 市内事務所
=====【年間行事計画】===☆============☆★= |