【想い千三百年(5)】
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我家の庭先に望む二階の小部屋の窓から、北へ向かうジェット機の飛行機
雲のいく筋が見えている。
西の空はやや茜色がかった微かな雲間に青白い吾妻連山の領線が凛と
浮かび上がっている。
この光景、半世紀以上も視ているのに毎回新たに見えるのが自然の偉大
なところだ。
人造物の軌跡、飛行機雲。人の人生、成住壊空を大空に表現する・・・。
田に種を撒けと山の雪ウサギが言う時季にはいましばらくの時間が必要だ。
(福島地方の言い伝え「種まきウサギ」)
さて、369号からの続きだが。
奈良路をレンタカーのナビゲーションを頼りに東西南北。
先ずは法華寺からスタート。平城京創設の影の実力者藤原不比等(ふひと)
の有縁の寺、総国分尼寺として経を全国の国分寺に発信した場所。
時代の情報発信源といったところだったのであろう。
国の平安を祈ってか・・・。
朱雀門と大極殿の中間点に立ってみた。右手に朱雀門、左手には大極殿、
朝堂院があったと思われる跡地に立ちシルクロードの文化を文明にしたいと
考えた智慧者の心意気、広さと大きさで想像するに余りある。
車のナビゲーションで白毫寺を検索、椿の美しい寺に向かって奈良市内を
一気に駆け抜ける。華が咲いていない季節であることは充分承知している。
福島市内のあるお寺さんがこの寺を本山に持ち、花の咲くころだろうが団体
での参拝計画があると、市内の新聞社に勤務するK氏に聞いた。
だから、見てみたいと思っていた。
石工がシーズンを前にして随分長い石段を直していた。竹林の脇の石段
を登るとこじんまりした堂がある。
昨日今日と、デカイ大きな長大伽藍を見てきた、だからなのか別な雰囲気
がある。到来する時節を前に、花木の手入れは終わっていた。
今回の奈良旅行のメインイベントはこれから向かう奈良国立博物館、半日
掛けてゆっくり観てみようと計画している。
旅券を購入するときも博物館の休館日を確認してもらった。万事怠りないと
思っていたが・・・。
エ・・・ッ!ウッソ!ホント?
地方からのおのぼりさんにとってはつれない張り紙。
「今日から8月まで休館(本館:常設展示)いたします」。
(表示には休館日であった昨日からの日付)
連れに「仕方がないネ」と諦め良く言ったが内心穏やかではなかった。
特別展(二月堂展)はやっているからと言っても目的の数十パーセントが
アッサリ消えてしまった。
博物館の常設展示には魅力がある。その地域の古代から近代に至る
博物学的資料が一度に観られる。そこの物がそこで観られる魅力が国公
立の博物館である。半日も観れば知ったかプリが出来る。プリがたたって、
また観にいく。筆者にとって、博物館はそんなところなのだ。
特別展は見たものの何とも食い足らない。
博物館の展示メニューはコースの料理のようである。大体が揃い満足で
きるように展示してある。・・・が、特別展はシンボライズされた良いものを
期間限定で見せてくれる。良質な奈良漬でご飯を食するようなもの、喩え
は多少変ではあるがそんな風に思える。
ピンチはチャンス、チャンスを大いに展開させよう。
夕刻までまだ時間がある。ナビゲーションに「法隆寺」と入力、予定外の
コースだ。予定外を楽しむのも旅の楽しさ。
この予定外のコースが予定を上回る感動のチャンス・・・。
が、今週の紙幅も限界。
シカのフンの話と法隆寺ニューハーフ秘話は次回以降に、「柿食えば」の
柿を子規はどこで食ったかなども書く予定。
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【活動報告】
2/21 福島県県北振興局・支援事業成果発表会 13:30(文化センター)
3/9 民報社・民友新聞社 表敬訪問(清瀬・室屋・橋本)
【活動予定】
4/1 ふくしまスカイパーク再開場
=====【年間行事計画(予定)】===☆=========☆★=
5/4〜5 GW「みんなの遊び場になるU」
10/10〜11 全日本曲技飛行競技会
10/16〜17 エアロスピリッツりんご祭
=====【年間行事計画】===☆============☆★= |