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特定非営利活動法人(NPO)ふくしま飛行協会 週間ジャーナル
ぺんぺん草通信 第375号
                             2010/04/25
                             編集責任者 斎藤喜章
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 【開花宣言(は安全宣言)】

   阿武隈川の堤防近くにある長い満開の桜の花のトンネルをくぐりぬけ、いく
 らか少し車を進めると阿武隈漕艇場がある。

   川面の光は随分力強くなってきているが川風はまだ冷たい。

  福島大学のボート部に在籍された諸兄が集まってボートを漕いでいるようだ。
 クラブ活動であろうか中学生たちの艇も30近く、小さなボートでの練習にも力
 が入っている。
   諸兄の操るボートが、今、目の前で漕ぎ出そうとしている。すると、ラダーか
 ら伸びるロープを腰辺りにした艇長さんが揺れる船体に立ち、漕ぎ手4人にな
 にやら説明をしている。

   どうもテクニックの話ではないようだ。
 「全員オールを水の上に置いてください。はい。それではオールを上げて。」
 すると途端に船体がぐらぐらと揺れだした。
   艇長さんは揺れる身体のバランスを取りながら、
 「オールを下ろして。」ボートの揺れがぴたりと止まる。
 「ボートは肩幅ほどですが。オールを下ろすとその幅がボートの幅になる・・・」。
 ボートが幅7メートの安定した船になることを教えている。

  先ずは安全を教えようとしているのだろう。

   お年を召された艇長さんのようだが、声はハツラツとしておりボートが対岸
 に達しても聴こえる声量は充分だ。国体(カヌー競技メイン会場)で使用された
 漕艇場の川幅は随分あるのだが。

   時はさかのぼるがソウルでの夜、美笑(miso)と言う朝鮮時代の男女の
 ラブストーリーのステージ(ミュージカル的な)を見る機会を得た。愛の物語を
 四季を背景に舞い唄う。

   冬に逢い、春に別れ夏に再会する。秋に誓うという・・・。

   韓服(チマやチョゴリ)も艶やかに民族楽器の生演奏にも感動した。
 桜の花散るころに思わぬ別れ、今は悲しいが再会を夢見ればまた会える。
 そんな風にステージは進んでいく。

   今日(25日)、宮城県航空協会専務理事・仙台グライダークラブ理事長の
 大友裕之さんの「お別れの会」に参列させていただいた。
   氏はこよなく空を愛し航空スポーツ界の人材育成に全精力を傾けられた。
 半世紀に及ぶ取り組みであられた。

   常に安全に最大の配慮をされ・・・。

   筆者もNPOふくしま飛行協会も多くのことを学ばしていただいた。
 心より哀悼の誠を捧げたい。

   筆頭で弔辞をささげられたS氏が優しく遺影に語られた・・・。
 「大友先輩・・・、あなたが観たいと言っていた桃の花枝を一本持って来ま
 した」と。
   凛とした青空に飛び立った大友氏と、小さな約束もたがえぬS氏のモモの
 花枝に、人生開花(いろは)の心構えを教えていただいた・・・。

   私たちにとっての開花宣言は、安全宣言でもある。
 小さなことを積み上げつつ。

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 【活動報告】

 4/4   ふくしまスカイパーク利用者代表協議会
 4/9   スカイパーク新観光事業実行委員会 18:30 信陵学習センター2F
 4/14  定期会計監査 午前中 10:00〜
 4/17  会員親睦お花見会
           轟座大集酒処(クルマザ)福島市内
 4/25  大友氏「お別れの会」参列(斎藤・清瀬・室屋)
 
 【活動予定】

 =====【年間行事計画(予定)】===☆=========☆★=

 5/4〜5    GW「みんなの遊び場になるU」
 5/30     ふくしま飛行協会総会 18:00 ウイング・カフェ
 10/10〜11 全日本曲技飛行競技会
 10/16〜17 エアロスピリッツりんご祭 

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NPOふくしま飛行協会 斎藤喜章