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特定非営利活動法人(NPO)ふくしま飛行協会 週間ジャーナル
ぺんぺん草通信 第379号
                             2010/05/23
                             編集責任者 斎藤喜章
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【みんなの遊び場(3)】

 このごろの吾妻連山に連なる夕刻の西空のグラデーションは刻々と変化す
る淡い色が美しい。峰々の特徴のある稜線の角度に繋がる夕空は、峯に近いところから小金色・オレンジ、雲のかかりようによっても随分違うのであろうが今日は多彩な桃色が続く、だが、天頂にはまだ白い青空が残っている。
 鮮度がかげり明度が落ち星ぼしを迎えに行くには、残余一時間以上ある。

 一機のセスナ機が福島市内上空から静に高度を下げ、ふくしまスカイパー
クのRUNWAY32に向かっている。
 もうすぐ着陸態勢に入るだろう。いやもう入っているかもしれない。

 ストレート・インのファイナルと巡航の違いはパイロットの滑走路に対する意識で決まるのだと思う。
 滑走路に機体を正対させRUNWAY・NO(今回のランディングは32と思われる)を目標に適切なエアスピードと降下スピードを創って行く・・・。
 これがファイナル。

 件のことは半月の時間が経過した。
 ・・・が、スカイパーク「みんなの遊び場U」(5月5日)で披露された見事な
ピア・グライダーアクロの様子は今も目に焼き着いている。
 グライダーはK君が操縦している、グライダーから発する風切り音は、その
アクロ物語を饒舌に語る。
 読者諸兄は充分ご承知であろうがピア・グライダーにはエンジンが付いてい
ない。
 曳航機(モール:235馬力)で牽引しながら高度を獲得、そしてリリース。
以後は極端に言えば空中の落下物となる。

 落下物と飛行体の違いは、そこに人間の意志が働きコントロールされるとい
うこと。このコントロールされた美しさに人々は惜しみのない拍手をする。

 ループ・ロール・ハンマーヘッド・・・、スピン。

 よくアクロバット専用機で見るスモーク(煙)だが、このスモーク効果で機体
の動きなどが良くわかり演出効果も随分ある。
 このスモークは熱源であるエンジンの排気管の一部に専用のOILを噴きか
け、亜燃焼させ煙を発生させる。

 ピア・グライダーにはエンジンが無い、したがって熱源がない。

 そこでピアグライダーの場合、許可を得たうえで翼の先端に発炎筒のような
ものを付ける。

 細い胴体・長い翼、貴婦人が社交ダンスをするように空で舞う。風と戯れる。
BGMはパッヘルベルのカノン、美しい旋律が繰り返される。

 ・・・踊りのお相手は?
 多分、風。

 貴婦人に心乱された風人は、時にはシューンーーッとすすり泣き、或いは
ウゴーと嗚咽する。

 しかし、貴婦人は何もなかったかのように目前上空を通過、大きく旋回し
ランディング。
 RUNWAY14を単車輪のグライダーが「お遊びの時間はもうおしまいヨ」と、
音も無く通過して行った。

 我家の喜婦人が購入してきたソフトボールより少し大きめなスカイが半分に
カットしてある。スプーンで身の中心付近より崩しながら口に運ぶ、口腔には
夏の匂いが漂う。
 渇いた喉を潤すにはもってこいだ。
種は白くて小さかったのでそのまま口に運んだ。スプーンでスイカの身を削り
ながらもくもくと口に運んだ。まるで心を潤すようにだ。

 フ・・・ッと、我に返る。一瞬のためらいにスプーンが止まる。
スイカの内壁の身をどこまでスプーンで削り取り食すればよいか・・・。

 他愛もない躊躇の中でまたひと削り、赤い身が減り白い部分が相当目立つ。

 モノの無い時代に育った性分は、終生の癖となろうがポジティブに捕らえて
いる。

 どうせなら、青皮をむいて浅漬けにして食べてしまおうか。

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【活動報告】

4/27  マスコミ訪問(斎藤・清瀬・橋本)
5/2   ふくしまNPO活動サポートセンター新会場開所式参加(斎藤)
5/4〜5    GW「みんなの遊び場になるU」

【活動予定】
5/27  日本航空協会 表敬訪問
5/30  ふくしま飛行協会総会 18:00 ウイング・カフェ

=====【年間行事計画(予定)】===☆=========☆★=

10/10〜11 全日本曲技飛行競技会
10/16〜17 エアロスピリッツりんご祭 


==============================FFA
NPOふくしま飛行協会 斎藤喜章