▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽
特定非営利活動法人(NPO)ふくしま飛行協会 週間ジャーナル
ぺんぺん草通信 第381号
                             2010/06/06
                             編集責任者 斎藤喜章
▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

【チョット発見】

 自宅の大きめな窓越しからピーという汽笛が聞こえ、ガタン・ゴトンと車輪
の音が夏向きの温かい風に乗ってやってくる。
 東北本線の音だ。この地に住み50年間聞いている。

 鉄道から2キロメートルほど離れているがかなり大きな音でクリアに聞こえ
てくるのは風のせいばかりではない。東北本線は自宅近傍の松川という川
の鉄橋を鉄琴のように音を出す。この鉄橋の近い上流付近に我が家がある。
だから川風に乗ってピー・ガタン・ゴトンがダイレクトにやってくる。

 最近、JR新橋駅に展示してあるSLの脇をとおり「でかい車輪だな・・・」など
とつぶやきながら新橋・横浜開業当時の錦絵みたいなものを思い出しながら
帰路についた。喧騒の都会の華やかさを振り切るように東北新幹線に乗る。

 東京を出発して宇都宮を通過するころから美しく田園風景が車窓に飛び込
んでくる。福島というローカルな土地に住み見慣れている田園風景も一日と
いう時間も経過していないのに懐かしく感じる。きらめいても見える。

 しかし、この感じは日常で見ている風景と若干異なるからその様に思うの
かもしれない。
 区画が整えられた水田と収穫が近い麦畑が交互に配置されている。黄麦
の畑を囲む水田には美しい青空や雲が映っている。高級な絵画を観ている
ようだ。

 この美しい風景は山形新幹線の車窓から見ている。

 初めて山形新幹線の車両に乗った。今、JA福島駅に向っているのは東北
新幹線、乗っているのは山形新幹線の車両。
 多少、紛らわしいが、JR東京駅から福島駅までは東北新幹線の車両MAX
ヤマビコ号と山形新幹線のツバサ号が連結して運転されいる。

 この二種の車両が福島駅で山形と仙台に分かれる。

 このミニ新幹線といわれるツバサ号の車両に初めて乗った。

 平成4年の山形新幹線開業以来、この車両乗車するチャンスは何度もあっ
たがいつも乗ったのは東北新幹線の車両ばかりだった。
 理由は簡単。車両1号から3号までの自由席に乗るからだ。

 この二種連結(東北新幹線・山形新幹線)のダイヤには好んで乗った。確
実に福島駅に停車するからだ。時間に追われたサラリーマン時代、出張報
告書の作成に夢中になったり、会議疲れで睡魔に襲われ意識と無意識の
世界を往復していても、確実に停車することが大変安心だった。
 (東北新幹線で福島駅を通過してしまうダイヤもある)
しかも切り離しのために普通の停車時間より多少長いのも下車を忘れない
ための担保になるような気がしていた。

 ・・・が、サラリーマンという時間の束縛を外すことによって、そんな担保も
不要になった。不要になった分、日常をチョット変化させてみる。初めての
車両にも乗ってみる、そういう生活の小さな変化に新しい発見があったり
する。
 見ていたが観てなかった風景や、聞こえていたが聴いていなかった音な
どを感じるようになった。一般にゆとりともいうのだろうが、「ゆとり」が「豊か
なゆとり」になるには随分先のことだろう。
 
=============================FFA
【活動報告】

5/2   ふくしまNPO活動サポートセンター新会場開所式参加(斎藤)
5/4〜5    GW「みんなの遊び場になるU」
5/27  日本航空協会 表敬訪問
5/30  ふくしま飛行協会総会 18:00 ウイング・カフェ


=====【年間行事計画(予定)】===☆=========☆★=

10/10〜11 全日本曲技飛行競技会
10/16〜17 エアロスピリッツりんご祭 

==============================FFA
NPOふくしま飛行協会 斎藤喜章